3回目
ガンウィン あいり フジです。
「リーダーシップの基礎理論」
まずマシュマロチャレンジというパスタ、紐、テープなどを作って高い建造物を作るというアクティビティーを行い、その後「場の理論」について学びました。場の理論には、B=f(P・E) [B :Behavior(場の行動) f :function(関数) P :People(メンバー) E :Environment(環境)] という式があります。構成メンバーと環境からの影響で、場の行動は変化します。
また、旗振り役がいると組織は早く動きます。旗振り役とはリーダーのことです。リーダーシップを発揮してくれる人がいると組織は早く動くという事です。そして民主的なリーダーが生産性や満足度からして最も有効なリーダーです。
加えてリーダーは規則や手続き、割当といった「構造づくり」と人間関係や関心といった「配慮」ということにほとんどの力を費やしています。このどちらかに偏らずにどちらも発揮できるのが理想のリーダーです。
リーダーは皆の意見を聞きそれをうまく反映した判断を下さなければなりません。周囲のことが見えて、そして意見をうまくまとめる力が必要なのだとわかりました。
「リーダーシップの実践理論」
リーダーシップは発達させることが出来る。そしてリーダーシップはポジションではなくアイデンティティだという事。今までの考えを変えさせられるセミナーでした。
その中でもリーダーシップアイデンティティは発達段階があり、①傍観者、フォロワー ②指示をする、下の人を支援する、引っ張る、まとめる ③周りを巻き込む、全体を見る、手本を示す ④メンバーとの信頼関係を重視しメンバーや状況に応じて役割を判断する、多様性を重んじる ⑤他者の幸せ成長や幸せを重んじる、実現したい社会像のために行使 があります。リーダーシップがあるといわれている人でも②や③までしかできていない人が多いのではないでしょうか。
リーダーシップアイデンティティは、自己開発、集団での経験があり、それがリーダーシップ観の変化がもたらされ、発達していきます。これを通して⑤のレベルまで自分自身を高めていくことが必要だという事が分かりました。
小さなことの積み重ねがとても重要であり、リーダーシップはリーダーをただ漠然と体験するだけでは決して発達しないという事が分かりました。