2009年12月15日火曜日

学生セミナー開始!!

今回から受講生による個人セミナーがスタートしました。受講生の「自らが伸ばしたい、あるいは必要と考えるリーダーシップの素養」とはどのようなものなのか、どのようセミナーを展開してくれたのか、その模様をお伝えします。




前々回のブログで少しお伝えしましたように、個人セミナーは、「自らが伸ばしたいあるいは必要と考えるリーダーシップの素養」を「~力」と置き換えて、40分間他の受講生やスタッフにセミナーを実施するというものです。実施することによって、リーダーシップの素養について深く考え、それに関する知識やスキルを、受講者の視点に立ってどのように提供するか、という論理的、客観的思考が養われます。またセミナー終了後は、受講者によるフィードバックを行うことによって、新たな気づきや改善点を見つけることができます。

今回は2人の受講生が、「信頼力」、「本音力」というテーマでセミナーを行いました。過去の事例からも、最初はセミナーのトップバッター独特の緊張感から、自分の想いをうまく伝えられないものですが、2人とも前回の授業で学習した「AIDMAの法則」等を意識したセミナーを披露してくれました。

今後より良いセミナーを作るためには、受講する側から実施者に対して、より効果的なフィードバックを期待したですね。ELSでは「クリティカル・フレンド」、互いに批評し合える仲を推奨しています。本人のためを想って、辛いことでも伝えるということに対して、今の学生の多くは若干苦手意識を持っているようです。しかし、より良い人間関係、チームを築くためにリーダーとして必要な力でもあるのです。もちろん、相手に合わせた表現を考えながら相手に伝えることが大切です。
これからほぼ毎週セミナーが行われるため、仲間を批評する機会が増えます。これを機にぜひクリティカルな思考を身につけてほしいと願っています。