2010年7月25日日曜日

ELSクイックセミナーの様子

こんにちは。
ELSスタッフ 山内です。
今回は、前回このBlogで紹介させていただきました、ELSクイックセミナーの様子をお届けしたいと思います。(前回の記事はココをクリックしてください。)

ELSクイックセミナーは、これまでELSで学んだことをどのように活かすのか、あるいはもっと詳しく個人に焦点を当てて自己理解を促進したいという、学生のニーズに対応するために開催しました。

開催したセミナーは以下の3タイトルです。
「自己と他者を導く『メタ認知』」
「モチベーション(動機づけ)~より良い個人・組織(チーム)を目指して~」
「チームワーク発達論~チームの発達段階とリーダーシップの関係について学び、考える」

私も講師として参加しておりますので、私が担当したセミナー以外については、どのような内容か具体的にまだ確認しておりませんので、本日は、私が担当したものの概要と、セミナーの様子について書いてみたいと思います。

私が担当したセミナーには、約10名の学生が参加してくれました。
7期生だけではなく、修了生も数名参加してくれていました。(参加くださった皆様、ありがとうございます。)

私のセミナーでは、主にチームの発達段階について触れました。
チーム(ワーク)の研究より、チームには【幼年期―青年期―壮年期―老年期】という4つの段階があります。そして、それぞれの段階で最も効果的なリーダーシップのスタイルがあるということもわかっています。スペースの都合上、ここですべてをお伝えすることができないのが残念ではありますが、その効果的なリーダーシップのスタイルというのが、ゴールマンの6つの類型にも当てはまっているというのが、私の主張です。

つまり、リーダーシップのスタイルは、自分自身の得意なものをうまく活かすことが大事なのですが、それと同時にチームの発達段階に合わせて、使い分けなければならないということです。やや情報量が多かったため、受講してくれた学生の皆さんは、消化不良になってしまったかなとも思いますが、自分自身のリーダーシップスタイルとか、自分の得意なリーダーシップスタイルだけに注目するのではなく、それを発揮する「組織」というものが何なのかということに、注意を向けてほしいというのが、今回このセミナーを行った一番の理由です。
リーダーシップというのは、組織やチームがあって初めて発揮できるものです。もっとも根本的なものに、今一度焦点を当ててみると、見えてくるものがあるのではないかと思います。
機会があれば、他の2タイトルに関しても、記事にさせていただきます。
(ELSスタッフ 山内)