2011年5月25日水曜日

リーダーシップ論① ~違う視点でリーダーシップを考える大切さ~

皆さん、こんにちは
ELS修了生のマルです。
今回は、秦先生による講義:リーダーシップ論①と
その授業の様子をフォーカスしてお伝えします。

内容は、大きく分けて2つです。
① リーダーシップ論
② リーダーシップの素養を導き出すワーク

【写真1】自身が所属する組織の理念を共有中

まず、リーダーシップ論①では、トップ・リーダーの
視点からリーダーシップを考えてみる、というものでした。
トップ・リーダーが掲げる理念をメンバーに浸透させる重要性や、
理念に沿った目標の設定・達成の測定など、組織のトップとして、
どのようなリーダーシップを発揮していくべきか、という内容でした。
受講生は、「もし自分がトップ・リーダーだったらどうするか」という
自問をしつつ自答し、リーダーシップに対する理解を深めていきました。

つぎに、リーダーシップの素養を導き出すワークでは、
自身の中に存在する「イケてるリーダー」を書き、
そのリーダーがリーダーシップを発揮している際の素養を
ブレイン・ストーミングで抽出した後、グループのメンバーと
KJ法でまとめ、共有を行いました。
受講生は皆、グループ内で共有したことで、
「イケてるリーダー像」には多くの素養がある、
と頷いた表情をしていました。

私は、今回リーダーシップ①の授業風景を見ていて、
特に「普段とは違う視点でリーダーシップを考えることの
大切さ」を感じました。
なぜなら、違う視点を持つことで、自身がその当事者になった際に
自身が考えたシミュレーションを実行できるからです。
例えば
「組織内でトップ・リーダーがどうしてこのような行動を取ったのだろうか。」
「その行動は、何をもとに取ったものなのだろうか。」
などを考えることで、トップ・リーダーが何を考えているのか
理解するヒントのようなものになるのではないでしょうか。

私の場合、ELSを修了してから、普段とは違う視点で
リーダーシップを考える大切さを感じています。
受講生の皆さんも、今のうちからその大切さを理解し、
考える意識や行動を身につけてみてはいかがでしょうか。

【写真2】リーダーシップの素養を抽出中