2011年12月21日水曜日

10期生ELS合宿準備編 ~皆で挑むELS合宿~

皆さん、こんにちは。
ELS学生スタッフの一色です。
今回から、1217日(土)、18日(日)に行われたELS合宿についてお伝えしていきます。
今回は、1215日(木)の授業で行われたELS合宿準備についてご報告いたします。
今回のELS合宿は、
「交流を通して自己分析をできるようになる」、
「過去と未来の自分を客観的に捉える」、
という目的のもと、これまでのELS合宿とは違う形式で開催されました。
変わったポイントは以下の2つです。
1.    合宿に高校生と韓国学生が参加
2.    ELS修了生もセミナーを担当

1点目は、合宿に高校生と韓国学生が参加したことです。
これまでの合宿では、受講生同士がリーダーシップ・セミナーを行い、互いに振り返りを行い合う形式だったのに対し、今回の合宿では、10期生(受講生)の参加はもちろんのこと、過去にELSを修了した修了生、愛媛大学付属高校の高校生、南ソウル大学から短期留学に来ている韓国学生の4つの組織が参加する形式でした。
また、各組織が主体的に参加するために、各組織の目的・目標が設定されています。
4つの異なる文化を持つ組織が参加することで、参加者には多角的な振り返りができたのではないでしょうか。
※リーダーシップ・セミナーとは?
リーダーシップに関連するセミナーのことです。内容・方法は特に問われておらず、チーム内で合意形成を得ながら作っていきます。

2点目は、ELS修了生もセミナーを担当したことです。
これまでの合宿では、修了生は、受講生のアドバイザーとして参加していましたが、今回の合宿では、修了生も事前に準備を行い、リーダーシップ・セミナーを担当しました。
しばらく、セミナーを行うことに遠のいていた修了生たちは、うまく他の参加者に伝えることができたのでしょうか。

さて、これらの特徴を持つ合宿を行うために、1215日(木)にメンター・トレーニングを行いました。
これは、合宿当日に10期生が高校生に対して適切なメンタリングを行うためのトレーニングです。
メンター・トレーニングとは?
 メンター・トレーニングとは、優れた指導者、頼れる相談者(=メンター)になるための訓練のことです。

授業前半では、まず、ペアになり、なぜなぜワークシートを用いて、受講生同士でメンター・トレーニングを行いました。
受講生は、どのように聞いたら相手に気づきを与えられるか、視交叉釘しながら取り組んでいました。
※なぜなぜワークシートとは?
ペアの相手の答えに対し、繰り返し「その理由はなぜ?」と質問する中で、ペアの相手に深い気づきを与えるためのシートです。
今回の授業では、「なぜELSに入ったか?」と質問することからスタートし、「なぜ?」と理由を聞いていきました。

次に、4人組になり、適切にメンタリングが行えているかどうか、なぜなぜワークシートを見ながら振り返りを行いました。
受講生は、仲間から批評的なコメントをもらいながら、高校生に対して適切なメンタリングをできるように切磋琢磨していました。

後半は、合宿の最終チェックを行いました。
受講生と修了生が合宿の各セッションに合ったセミナーの企画に対し、受講生、修了生、スタッフの3者が互いに質問しアドバイスし合い、企画をさらに良いものにするためにブラッシュアップしていきました。
時には、スタッフから厳しい質問やアドバイスもありましたが、受講生たちは、より良い合宿にするために、それらを聞き逃すことのないようメモを取りながら真剣に聴いていました。

これまでの合宿とは違う今回の合宿は、どのような様子だったのでしょうか。
次回は、その様子をお伝えしますね。
お楽しみに!!