2011年12月2日金曜日

第5回授業リーダーズ・スキルアップ・セミナー ~周囲への配慮~

皆さん、こんにちは。
ELS学生スタッフの一色です。
今回は、1124日(木)に行われたリーダーズ・スキルアップ・セミナーについてご報告いたします。
授業の流れとしては、前半は、城間先生が講義「振り返りの重要性について」を担当し、佐藤先生が学生リーダーシップ・セミナーのタイトルの仮決定のワークを担当しました。
後半は、引き続き佐藤先生が、学生のリーダーシップ・セミナーお悩み相談を担当しました。


※学生リーダーシップ・セミナーとは?
学生リーダーシップ・セミナーとは、受講生自らが、リーダーにとってもっとも必要であると考える素養を選択し、その素養について調査・研究したものを、他の受講生に対して40分間プレゼンテーションを行うことです。


前半、城間先生の講義「振り返りの重要性について」では、振り返りを行うことのメリットや振り返りのコツを受講生に伝授されていました。
「自身の経験から何を学んだのか」、
「なぜその学びは自身にとって重要なのか」、
「その学びを今後どのように活用したいのか」、
といったことを振り返ることにより、その学習を記憶に定着させ、さらに自身がその学習から今後どう活用していくかという次のステップも見えてきます。
ELS授業の振り返りの機会で、ぜひ今回得た学びを活かしていきましょう!


続いて、佐藤先生のワーク「学生リーダーシップ・セミナーのタイトル(仮決定)」では、各受講生が、自身が行うセミナーのタイトルを仮決定するというものでした。
ワークの流れとして、始めに受講生が自分のセミナーのタイトルをA4の紙に大きく書き出した後、周囲の人と書き出したタイトルを見せ合いながら「自分はこういうタイトルでセミナーをするんだ。理由は……。」と説明し合うといったものでした。


後半、佐藤先生による講義「学生リーダーシップ・セミナーのお悩み相談」は、受講生のセミナーに関する疑問を解決するというものでした。
講義の内容としては、受講生がA4用紙に書き出したセミナーに対する疑問を、各項目(セミナーのスキル、セミナーの構成など)に分け、ホワイトボードに張り出して皆で共有できる形にします。その後、受講生は自身が書いた疑問を説明し、ELSスタッフによって答えてもらうというような形で「お悩み」を解決するといったものでした。
40分間のセミナーを作るには、どうすれば良いの?」、
「人前で緊張しないコツは?」
など、数多くの疑問が受講生から出されました。
疑問が解決される度に、受講生から、
「なるほど。そのようなセミナーの作り方もあるんだ!!」
という声が聴こえてきました。
このワークで、受講生の中のセミナーに対する疑問や不安が、少しでも解消されたのではないでしょうか。


さて、今回行われた「お悩み相談」ワークの感想を受講生に聴いている中で、
「私は、自分が疑問に思っていることも紙に書き出しましたが、これは聴いておかないと
他の受講生が困るだろうと思うことを中心に書きました。」、
という感想に惹かれました。
私はこの感想を聴いている間、秦先生が以前おっしゃっていた「Be alert」という言葉を思い出しました。
私も含め、人は、自分が興味のあることが目の前にあると、そのことばかり思考してしまいがちになります。
このような場でも周りの仲間のことを考えて、行動できている受講生の姿に見習わなければいけないな、と改めて感じました。
皆さんも、周囲への配慮を忘れないためにも、「Be alert」を心がけてみてはいかがでしょうか。


※「Be alert」とは?
Be alert」とは、どんな時でも、周囲を広く見渡し、変化に気づけるようにアンテナを張り巡らせておくという意味です。
ELSスタッフが贈る「学生リーダーに伝えたい7の言葉」の1つです。