2011年12月1日木曜日

Newクイックセミナー報告 ~「チーム・メンバーとしての自覚」の大切さ~

皆さん、こんにちは。 ELS学生スタッフの一色です。
今回は、1110日(木)に行われた仲道先生のクイックセミナーについてご報告いたします。

第一回目のクイックセミナーは、前回ブログでお伝えしたように、新たらしい ELSスタッフ仲道先生の「インストラクション・デザイン」(以下=「ID」)が行われました。
前半は、仲道先生によるID定義や内容など、IDについての概要説明が行われました。
参加者は、始まった直後から先生の話を聞き逃さないように、真剣な表情で聞き入れ、メモを取るなど自分のモノのしようとしているように思えました。
また、IDという普段聞きなれない言葉を聞いて、参加者は新しい発見があったのではないでしょうか。

後半は、新聞を使ったアイスブレーキングの後、フラフープを使ったワークを行いました。
ワークの内容は、4人が手を繋いで輪になり、2人が手を繋いでいる箇所にフラフープを引っかけ、どのような方法でもいいので、手は繋いだまま4人全員がフラフープをくぐり、最初の位置にフラフープを戻すまでのタイムを競うというものでした。
チームで「6秒台を目指そう」など、目標タイムを設定して、どのようにしたら目標が達成出来るか、どうすれば目標よりタイムが速くなるかなど、話し合って決めている姿が多く見られました。

さて、今回仲道先生のクイックセミナーを受講して、私は、「チーム・メンバーとしての自覚」の大切さを改めて感じました。
例えば、あるチームでは、
「こうすれば良くないかな?」、と提案する人や、
「それいいね!」、と提案する人の意見に賛同する人はいるものの、
「いや、こういう方法もあるのでは?」、と別の方法を提案する人がいないため、結果議論が進まず、目標を達成するのに多くの時間を有していました。
逆に、他のチームでは、
「こうすれば良くないかな?」、と提案する人や、
「それいいね!」、と提案する人の意見に賛同をする人、
「いや、こういう方法もあるのでは?」、と別の方法を提案する人がいるため、結果議論が進み、目標を少ない時間で達成していました。
この2チームの違いは、「自分は、目標を達成するためのチームのメンバーの一員だ。」、と自覚していたかいなかったか、ではないでしょうか。
もちろん、その場で作ったチームでは、各々のことを深く知っている間柄ではないため、なかなか難しいことかもしれませんが、チームの目標を達成するには、チームの一人一人が、チーム・メンバーとして自覚し、チームに対してどのような働きかけがベストか、を常に考えることが大切であるとワーク中の参加者を見て感じました。
皆さんも、ぜひチーム・メンバーになった際は、チームの一員として自覚を持ちチーム活動に臨んでみてはいかがでしょうか。