2009年1月21日水曜日

火曜ナイトサロン「文化間の出会い~困難さと価値」開催

去る1月20日、松山大学教授であり、米国ワールド・ラーニング/スクール・フォア・ インターナショナル・トレーニング(大学院)名誉教授である、 アルビーノE. ファンティー二氏 をお迎えして、文化間交流について学ぶ講座を開催いたしました。



学生・教職員(留学生、外国人教員を含む)合わせて38名の参加があり、グループワークでは、参加者が日本語と英語を交え、積極的に交流する姿が見られました。講義の中で、ファンティー二氏は万華鏡を用いて、「万華鏡をのぞくとき、私たちは決して他者と同じ”絵”を見ていない。これは見ているものや経験していることは同じでも、人によって捉え方が異なる”世界観”と同じである」と説明されました。そして世界観の異なりを意識しながら交流し、その中で生まれる気づきを大切にし、更に内省することで、文化間コミュニケーション能力が養われると説明されました。終了後の参加者からのアンケートには、「コミュニケーションで大切なのは言語だけではないと気づいた」「異文化を体験するためにわざわざ外国へ行かなくても、キャンパスでできる」「ボーダーはない、友達になれる」などのコメントが寄せられました。「是非次回を!」という声も非常に多いため、今回のような文化間交流の場を、これからも企画していきたいと考えています。