2010年9月22日水曜日

’10 サマースクール報告

こんにちは。
ELSスタッフ山内です。

サマースクールも終わり,スタッフには安堵の顔が見られます。
今回のサマースクールで,ひとまず夏の研修ラッシュは一息ついたというような印象です。そんなわけで,もともと“おひとりさま”な私は,どこかにバカンスにでも行ければなと思っています。どこか良いバカンスの場所があれば,提案してください。“おひとりさま”で検証してきます。

さて,本日はサマースクール終了に合わせて,その報告をスタッフの泉谷からいただきましたので,ブログにて報告させていただきたいと思います。

ーーーーー以下 ELSスタッフ泉谷よりーーーーー


サマースクール終了しました!


5大学より18名が参加した「4大学間共同事業学生リーダーズ・サマースクール」が 幕を閉じました。全体の感想をお伝えする前に、まずはプログラム最終日の様子からお伝えしましょう。

3日目のメインイベントは、なんと言っても3日間睡眠時間を削って取り組んだ企画立案内容のプレゼンテーションです。審査には重役陣(4大学の副学長理事の方々)も姿を現しました(今回は,ある架空の企業のインターンシップ生として学生には,いくつかの課にわかれて企画立案をしてもらい企業内プレゼン審査ということで,最終日のプレゼンを行いました)。

持ち時間5分というとても短い発表でしたが、各課とも事前に企画概要や参考資料を配布し、研修中に学んだプレゼンテーションスキルを効果的に用いながら企画の内容や独創性、新規性などについて簡潔に述べていました。そして、参加者全員での採点と重役陣による協議の結果、見事最優秀賞を受賞したのは、第4課!

立案事業名は「遣唐使」ならぬ「遣学使」。学生と教職員が一定期間他大学に滞在し、滞在先での授業や行事、そして課外活動に参加するというプログラムです。他大学に滞在することで自大学を見つめなおし、愛校心を実感することをねらいとしたものです。この第4課の案については、「是非実現してみたい」との重役(副学長理事)の声も寄せられました。 

さて、プレゼンテーションが終わればサマースクールの終了ではありません。ここからが最も大事な時間です。グループで過去3日間をじっくり振り返り、グループ・プロセスと個々人の行動を評価し、お互いにフィードバックを与え合うことに費やします。お互いの行動から気づきや教訓を生み出す時間です。今回は各課に4大学の教職員の方々がチームリーダーとして関わりましたが、チームリーダーからは、スタッフ全員で前夜に共有しておいた、グループと参加学生個々人への評価とコメントが、口頭と紙面で伝えられました。3日間がむしゃらに1つのことに取組み、その自分の姿を客観的に複数の視点から捉えなおす経験は、他ではなかなか得られないものではないでしょうか。



終了後の参加学生へのアンケートでは、

「レベルの高い学生の中で刺激を受けながら学べた」

「目的意識を持って取り組むメンバーが集まっていて、誰一人投げ出さなかったのがよかった」

「睡眠時間は多く取れなかったが、社会に出たときの厳しさがイメージできてよかった」などのコメントが綴られていました。 

終了後の参加者の方々の清清しい笑顔に、運営側としての3日間の疲れも吹き飛ぶようでした。今回、多大なご協力をいただいた島根大学、山口大学、高知大学の教職員の方々、そして愛媛大学の学生スタッフに改めて感謝申し上げます。そして、参加してくれた学生の方々には、今回得た知識・スキル・態度を是非キャンパスやその他の活動で実践していただきたいと願っています!


-----以上です-----

本当に今回の参加者のみなさま,お疲れ様でした。
みなさまそれぞれのフィールドで活躍し,また話をしに来てくださいね。