2010年9月18日土曜日

速報。サマースクール3

こんにちは。
ELSスタッフ 山内です。
出張から戻り,現在松山の仕事場です。
仕事場につきましたら,なんと「サマースクール」で使用する社員証が私の机の上に置いてありました。うれしいですね。参加できないことが分かっているのに,わざわざ社員証を作ってくれるなんて。ありがとうございます。最後の仕事,ブログの更新を立派に果たしたいと思います。

本日は,サマースクールの最終日でした。スタッフからその様子が届いておりますのでお知らせしたいと思います。


~以下現地ELSスタッフ岸岡より~


「サマースクール2日目夜。昨日は最終発表の前の中間発表会が行われました。そこでのアドバイスを参考にして、さらに議論を深める課員たち。企画を仕上げなければならないプレッシャーと、昨日からの寝不足による体力の消費から、心が折れそうな場面も数多く経験したようです。しかし、仲間と励まし合いながら企画立案に没頭し、明日の発表本番の成功を思い描きながらますます彼らのエンジンは加速していきました…そして2日目も深夜まで議論は続くのでした…。

さて、サマースクール最終日。
体力は限界に近づいているのに、本番のための準備に朝から追われる課員たち。でもここで意外な言葉が聞こえてきました。



「大変だと思いながらやっていたけど、楽しくなってきた。このメンバーでの活動がもうすぐ終わると思うと寂しいな。」

まだ2~3日しか経っていないのに、そこにはしっかりとチームを形作ったたくましさが存在していました。その瞬間はまさに「あぁ、サマースクールをやって良かったなぁ」と、運営側としての苦労を忘れさせてくれるものでした。



しかしあまりにも根を詰めすぎていたため、昼食前に一度皆を強制的に散歩へと駆り出し(施設内にあり、険しい山道を15分ほど登った山頂にある横山城跡という場所)、美味しい空気を吸って皆で気分をリフレッシュさせてから、本番に臨みました。

本番では、仮想会社の「取締執行役員」と称した4大学(愛媛、島根、山口、高知)の理事の前で、第1課~4課皆が堂々とした発表をしてくれました。そして昨日の中間発表から見違えるようにパワーアップした企画コンペに、取締執行役員も大変満足しておられました。





最優秀賞を獲得した4課の企画「遣学使」は、弓削取締執行役員から「早速導入を検討できるものもある」といったコメントもいただくなど、この3日間の一つの成果を表しているように感じました。

また、このサマースクールは、企画発表をして「はい、終わり!」ではありません。企画立案、発表の結果は非常に大切なもので、これが欠けるとサマースクールとして成立しませんが、この企画立案作業のプロセスに目を向けることが大きな目的の一つでもあるのです。

多くの困難を乗り越えながら、チームのメンバーと共有した時間をしっかり振り返ることが大切なのです。自分はこのチームでどのような役割を果たすことができたのだろうか、そして何ができなかったのだろうかチームのメンバーはどのような役割を果たしてくれたのだろうか、またメンバーが成長するためにはどのようなアドバイスができるだろうか



それらをしっかりと振り返り、それをメンバー同士が気持ちを込めて伝えあう作業がサマースクールで重要視している「振り返り」です。学生たちは時間が全然足りないと感じさせるほど、本音で語り合っていたように思います。今回の振り返りで得た自らの気づきをぜひとも今後の学生生活に活かしていただきたいと思います。

最後に、参加して下さった各大学の学生の皆さん、最後まで共に汗を流してくださったスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
そして、お疲れさまでした。しっかりと休んで疲れを取ってくださいね。
(サマースクールスタッフ一同)

~以上~

再び,山内です。
今回,参加くださった学生のみなさま,本当にお疲れさまでした。また,学生と一緒に参加くださった各大学の理事の皆さま並びに,教職員のみなさま,ご協力いただきありがとうございました。多くの方々のご尽力をいただき今回のサマースクールも,参加学生にとって実り多いものになったのではないかとELSスタッフも申しておりました。
今後とも,学生のリーダーシップ養成にご理解を賜り,より質の高いプログラムを提供できればと思います。4大学協同での開催であり,このようなことを申しますのは差し出がましいかとも思いますが,本当にありがとうございました。
(ELSスタッフ 山内)