2010年11月8日月曜日

パワフル!田中省三先生セミナー

 こんにちは。ELSスタッフの泉谷です。気が付けば11月ですね。もう来月で2010年も終わりです。みなさんは年の初めに目標を立てますか?もし立てているとしたら、今現在の達成度はいかがでしょうか?少し時間を取ってチェックしてみましょう。手付かずの目標があっても大丈夫、まだ一ヵ月半あります!ひとつでも多く目標をクリアしてみてくださいね!

 
 では、 今回はELSゼミナール第2回目、恒例の田中省三先生のパワフル授業のレポートです。今回の田中先生の授業は恒例の過去の自分を振り返り、理想の自分を描き出していくワークに加えて、ELSにおける初ネタ、「プレゼンテーションの極意」をご披露いただきました。田中先生の「おはこ」を伝授していただこうと、秦先生、佐藤先生はじめ、ELSスタッフ総出で参加させていただきました。


 
 まず「プレゼンテーションの一番の鍵」として、「共感」が大事であることが伝えられました。そして共感を生むプレゼンテーションのツボとして、①内容の構成 ②声の使い方 ③ボディランゲージが挙げられました。この中でも特に大事なのは、もちろん①内容の構成。構成の方法としていくつか示していただきましたが、ここではPREP法をご紹介しましょう。「PREP」とは以下の略です。



P: Point 一番伝えたいこと

R: Reason 理由「なぜなら・・・」

E: Example 具体例「たとえば・・・」

P: Point 一番伝えたいこと(繰り返し)



 この方法はつまり、まず何が話されるのかについて知らせ(P)、その話を聞く必要性を示し(R)、聞き手を引き付けます。そして具体例を示すことで理解を促し(E)、最後にもう一度ポイントを繰り返し、一番伝えたいメッセージを印象付けるものです。そしてプレゼンテーションを進めていく際は、「聞き手側にまず全体の流れを示した上で、随時、今どこまで進んでいるのかを示すことで、達成感を与えることができる」と田中先生のご説明がありました。

 この方法はとてもシンプルですが、いざ自分の伝えたいことをこの枠組みにはめ込もうとしても、なかなかうまくいくものではありません。(泉谷の過去の経験からも、汗)そんな時、自分をプレゼンの軌道に戻すパワフルな問いかけを田中先生にご紹介いただきました。それは・・・

「で、何が言いたいの?」

 この言葉を自分に問いかけ、伝えたいことをずばり一言にまとめてみることで、脱線しかけた自分をプレゼンの軌道に戻すことができるのだそうです。




 今回受講した8期生と修了生の方々からは、以下のような感想が聞かれました。

♪「自分の脳にズバリ『何を言いたいのか?』と問いかけるというのは、とても興味深かった。明日からと言わず、今日から実行したい」

♪「今自分に何ができるかを考えて生きようと思った」



 最後に田中先生からご紹介いただいた言葉を記しておきます。

Nothing is particularly hard if you divide it into small jobs.
                           (Henry Ford)