2010年12月9日木曜日

日本ASEANユース・リーダーズ・サミット2010

みなさん、こんちは。ELSスタッフの泉谷です。
今朝は寒いですね。冬本番!
実は私、この空気がピーンとした感じの
寒さが大好きです。大好きなニューヨークの
氷点下の冬を思い出すからです。
あのころのひたむきさを思い出して
背筋が伸びる気持ちがするのです。

さて、今日は、「Japan-ASEAN Youth Leaders Summit 2010 」に
参加した5期生のりょうからのレポートを
お届けします。
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皆さん、こんにちは。ELS5期生の山本遼です。
去る、10月30日から11月2日の4日間
私達修了生四名は
内閣府・財団法人青少年国際交流推進センター主催の
Japan-ASEAN Youth Leaders Summit 2010 (以下YLS)
に参加してきました。
このサミットはASEANの青年
(タイ、ミャンマー、ラオス、ブルネイ、シンガポール、
インドネシア、フィリピン、ベトナム、マレーシア)
約400名と、日本の青年約100名の合計500名が共に寝起きし、
ディスカッションや文化交流を行うものです。
私が、このYLSを通して学んだことは、
自ら主体的に動き、多少のリスクがあっても
挑戦を恐れないことの重要性でした。




実は、今回私がこのサミットに参加した目的は
ASEAN諸国を訪れた際、たずねることのできる
友人を作ることでした。
しかし、私は自分と他の参加者の英語力を比べてしまい、
初めのうちは積極的に話しかけることができませんでした。

このことを痛切に感じたのは
シンガポールの学生と食事をした時です。
食事をしている間、何を話していいかわからず、
単に相手の質問に答えているだけになっていました。
当然のことながら、沈黙する時間が
徐々に長くなっていくのがわかりました。
せっかくの友人を作るチャンスを無駄にしていたのです。

そこで私は、「後で後悔したくない!」と思いなおし
自分から少しずつ話題を提供し始めました。
例えば、日本に関するイメージや日本人について問いかけ、
実際はどうであるかという話をしました。
すると、沈黙の時間も短くなり、
気がつけば時間があっという間に過ぎていました。

今思えば、この時積極的になる必要性に気づけたことは、
後のグループディスカッションにもつながっていると思いました。
英語でディスカッションする際、抵抗が減り、
積極的に取り組めたように思えます。

もちろん、ディスカッションの全てが
うまく行えたわけではありません。
私は英語も、人前で発表をすることもすごく苦手です。
しかし、ディスカッションの中で、
英語を使って自分の意見を言えたのも、
また約50名のASEAN青年の前で発表することができたのも、
主体的に参加することや挑戦することの必要性に
気付くことができたためだと思います。
また、結果として、目的としていた
ASEANの友人を作ることができました。



今回の経験を通して気付いたことですが、
自分にとって、「リスク」と思えることは、
自分に足りないことであり、
それは実は「チャンス」なのだということです。

末筆とはなりますが、今回行われた
YLSに携わっていただいた皆様、
私が参加を決めた時背中を押してくださった皆様、
本当にありがとうございました。