2011年2月24日木曜日

学生リーダーズ合同研修の報告「リーダーシップを認識することの大切さ」

みなさん、こんにちは。
ELS学生スタッフの岡田です。
今回は、2月22、23日の2日間かけて行われた学生リーダーズ合同研修についてレポートします。

今回の研修では、ELS生、京都外国語大学「ピア・サポート・コミュニティ」のメンバー、横浜国立大学「教育改善学生スタッフ」のメンバー、松山大学・愛媛大学連携事業「リーダーシップ・チャレンジin 韓国」のメンバー、計4大学から多くの学生さんに参加いただきました。

今回の研修テーマは、「リーダーシップの素養に対する認識を深める」です。
1日目は、私を含むELS修了生が担当した「リーダーシップ論」、秦先生がご担当された「コーチング・メンタリング・クリティカルな関わり」などの講義を踏まえて、リーダーシップ・ポートフォリオを作成しました。リーダーシップ・ポートフォリオとは、自己のこれまでの経験などから自己の価値観や信条などを新たに認識するためのものです。
事前に「過去から現在の経験を通して学んだこと・気づいたこと」や「過去から現在の経験を通して感じる自己の強み・弱み」などの項目を作成して来ているうえで、「自己の価値観、信条」、「未来のビジョン・ゴール(目標)」の項目を作成し、参加大学の混合のチーム内で、互いのポートフォリオを発表し合いました。

写真1:ポートフォリオを発表している様子

2日目は、参加大学混合のチームでの協同作業を通して自己のリーダーシップを見つめ直すために、リーダーシップ素養調査ワークを行いました。リーダーシップ・ポートフォリオの作成と同じく、事前にリーダーシップに必要な要素について調査して来ているうえで、同じ要素を調査したチーム・メンバーと協働しながら調査概要をまとめ、他の要素を調査したチームに発表するというものです。

写真2:発表に向けてポスター作成中の様子

また、2日目の最後には、これまでの2日間を1時間かけてじっくり振り返りました。「ポートフォリオ作成を通して何を感じたか」、「チーム活動を通してリーダーシップを発揮することができたか」など、個人で振り返り、チームで振り返るというプロセスを踏みながら行いました。
振り返りのコメントから、「他大学の人と協働する楽しさや難しさを考える良い機会となった。」や「自身の価値観や信条、これから何をしたいのかを書きだしたことがなかったので、改めて整理できて良かった。」、「リーダーシップは自分の普段の言動・行動と密接にリンクしていることを知った。」など、参加者それぞれが、自己の再認識、他者との関わり方などに気づけた研修であったようです。
これからも自分の言動・行動などのリーダーシップを振り返りながら、ぜひ自身に、他者に、組織などの学校生活にリーダーシップを発揮していっていただければと思います。

参加者のみなさん、この2日間本当にお疲れさまでした。

次回は、学生リーダーズ研修のセミナー「リーダーシップ論」を担当したELS修了生によるセミナー実施に関するレポートです。お楽しみに!