2011年7月23日土曜日

ELS9期生最後の授業 ~振り返りとリフレクション~

こんにちは。
ELS学生スタッフの丸尾です。
今回は、7月21日(木)に行われたELS9期生最後の授業の取り組みについてお伝えします。

ELSでは、授業スケジュールの前半に、担当スタッフと受講生で個人面談を行っています。
これは、
「過去・現在どのような活動をしていた/しているのか」
「将来何をしたいのか」
「ELSで何を学ぼうと思っているのか」
など、受講生が自身の経験や今後の展望、現在の自身の課題を認識/再認識し、それらの具体的な目標を胸に授業に臨むことを目的としています。

そこで、今回の授業の前半では、個人面談を行ったスタッフと受講生数人でグループ面談(リフレクション)を行いました。
これは、個人面談と違い、
「これまでのELSの授業を通して学んだことは何か」、
「受講を始めてから今日まで、どのように成長することができたか」
などのテーマをもとに、第三者(他者)の意見を聞きながら、他者からの気づきを得たり、自身を深く見つめ直したりするというものです。

授業の後半は、担当スタッフと受講生数人でリーダーシップ・ポートフォリオの発表・評価を行いました。
リーダーシップ・ポートフォリオは、今期からスタートした新しい取り組みで、受講生一人ひとりが、メンターである同じ受講生、スーパーバイザーである担当スタッフともに、リーダーシップに関するポートフォリオを作成するという取り組みです。
自身のポートフォリオを作成することで、今まで自身がリーダーシップを発揮してきた活動の振り返りをもとに将来なりたいリーダー像を設定し、そのための目標を立てることを目的としています。
発表・評価の時間では、各々のポートフォリオを評価し合うことで、自身が気付いていない強みや弱さ、目標設定を知る良い機会になったようです。

受講中に「3ヶ月という限られた期間で自分自身がいったいどれだけ成長したか」を見つけることはむずかしいことかもしれません。
しかし、たとえ受講中に成長を見つけることができなくても、修了後に成長を見つけたという修了生の話を聞きます。そういう意味では、受講中に成長を見つけることも大事ですが、成長を見つける時間を作ることがもっとも大事ではないでしょうか。


【写真】リーダーシップ・ポートフォリオ発表・評価の様子