2011年10月14日金曜日

【ご報告】ELS10期プレゼミナール「リーダーシップとクリティカル」

皆さん、こんにちは。
ELS学生スタッフの一色です。
今回は、10月13日(木)に行われたELSプレゼミナール(以下、「プレゼミ」)の様子をご報告します。


【写真その1】講義中(前半)の様子

改めてプレゼミについてご説明しますと、プレゼミとは、ELSの入校を考えている学生の皆さんに、ELSの授業内容や雰囲気などを感じ取り、自身の授業イメージと実際の授業の擦り合わせをしてもらうための模擬授業です。今回は、学生の皆さん十数名の参加となりました。

さて、今回のプレゼミの特徴は、①「講義テーマ『リーダーシップとクリティカル』」、②「ELS学生スタッフによる講義」でした。
① 講義テーマ『リーダーシップとクリティカル』
今回は、ELSで高めていく能力「リーダーシップ」とELSで養う態度「クリティカル(批評)」について講義を行いました。ELSを受講するに当たって、互いに批評し合いリーダーシップを発揮し合う「クリティカル・フレンド(批評的な関係)」の重要性を伝えたいためにこのテーマを設定しました。
そこで、前半は互いの緊張をほぐすアイスブレイクを行った後、
Q1.「リーダーシップを発揮していると思う人は誰か?」
Q2.「その人はどのようにリーダーシップを発揮しているのか?」
Q3.「なぜその人はリーダーシップを発揮しているのか?」
など、多くの疑問に答え、ペアないしはグループで共有し、それぞれの参加者によるリーダーシップに対する認識の違いを確認していきました。また、リーダーシップは「相手に自発的な行動を促す影響力」あるという共通認識を共有しました。

② ELS学生スタッフによる講義
これまではELSスタッフが主に講義を行っていましたが、参加者の皆さんにELS学生スタッフを身近なロール・モデル(学生リーダーの理想像)にしてもらえればと、今回は学生スタッフによる講義を行いました。
後半は、各グループに入っている学生スタッフと参加者でグループワークを行いました。講義の前半で学んだリーダーシップに対する共通認識をもとに、個々人がリーダーシップを発揮できるグループワークを行った後は、グループの中でワークの振り返り(例えば、個人・チームの良かった所など)を行い、それぞれの気付いた点を伝えていきました。
参加者たちは、初対面同士のため少し緊張していた様子でしたが、ワークが進むに従って打ち解け合い、積極的に関わっていく姿を感じました。それは各グループに入っていた学生スタッフが一番身近に感じたことではないでしょうか。

振り返りでは、クリティカルに焦点を当てず自由に行った後、振り返りを振り返る時間を設けました。
「クリティカル(批評的)に相手に伝えていたか」
「改善点を言ったものの言いっぱなしになっていなかったか」
など、参加者たちは、各グループにいる学生スタッフが投げかけた質問を深く考えていました。答えが出なかった参加者もいたかもしれませんが、その答えをELSで見つけてほしいと思います。

10月20(木)からいよいよELS10期生がスタートします。
プレゼミで個々に考えた「リーダーシップ」、「クリティカル」をさらに考え実践し、
自身を磨き上げるために、実りある3か月にしましょう!!

【写真その2】グループワーク中(後半)の様子