2012年1月11日水曜日

10期生ELS合宿2日目 ~夢を人前で堂々と語ろう~

皆さん、明けましておめでとうございます。
ELS学生スタッフの一色です。
本年もELSをどうぞよろしくお願いいたします。
本年も読んでいて「なるほど~」と思われるような情報をお伝えしていきます!!

さて、新年1回目にあたる今回は、1218日(日)に行われた、10期生ELS合宿2日目の様子についてご報告いたします。

2日目は、午前は、ELS修了生によるセミナー「交流研修」を韓国学生に対して、10期生によるセミナー「プレゼンテーションの準備」を高校生に対して行われました。
午後は、高校生と韓国学生による「輝く大学生プラン」のプレゼンテーションが行われました。

修了生によるセミナー「交流研修」では、
「自身の『きらきら(輝く)』の定義を決める」、
「自身のライフプランを考える」
を目的として、修了生による司会進行のもと、各目的に沿ったワークを行いました。
「自身の『きらきら(輝く)』の定義を決める」ワークでは、まず、モチベーション・グラフを用いて、自分がどの時期にモチベーションが上がったか、または下がったかを考え、可視化していきました。
次に、なぜその年齢にモチベーションが上がったかという理由を3つ書き出し、その3つの共通点を考え、その共通点から「きらきら(輝く)」の定義付けを行いました。
モチベーション・グラフとは?
 モチベーション・グラフとは、自身の過去から現在において、何歳の時にモチベーションが上がり、または下がったかを振り返り、その年齢でなぜモチベーションが上がったかを考えるワークのことです。

次に、「自身のライフプランを考える」ワークでは、まず、「きらきら(輝く)」の定義を確認し、「きらきら(輝く)」な人生を送るために、今から10年後に自身がどうなっていたいかという理想像を書き出します。次に、その理想像になるためには、今から5年後に自身がどうなしていなければいけないかというやることリストを書き出しました。そして、やることリストをもっと具体的にするために、今から1年後、今から1カ月後と書き出していき、ライフプランを完成させていきました。
韓国学生は、分からない日本語を辞書で引く、修了生に聴くなどして、自身の「きらきら(輝く)」の定義、ライフプランを必死に日本語で書いていました。
修了生は、韓国学生が理解できるように言葉の表現方法を変えたり、ボディーランゲージして伝えたりするなど、積極的にコミュニケーションを取ろうとしている姿見受けられました。

午後に行われた高校生と韓国学生による「輝く大学生プラン」のプレゼンテーションでは、高校生と韓国学生の混合チームで、高校生は、「自身の夢」と「輝く大学生になるために」という2つのテーマで行い、韓国学生は、「自身の『きらきら(輝く)』の定義」と「ライフプラン」という2つのテーマを日本語行いました。
高校生と韓国学生は、この合宿で学んだこと、これからのプランを、自身の今ある力を全て出し切ってプレゼンを行っていました。

さて、合宿2日目で印象に残ったのは、高校生と韓国学生によるプレゼンテーションのセッションで、高校生全員が自身の夢を皆の前で堂々と発表している姿でした。
人前だと、恥ずかしかったり、自信がなかったりして、なかなか自身の思っていること伝えたいことをうまく表現することが難しく感じる人もいるかもしれません。
彼らももちろんこれまで人前に何回も出て発表する経験が決して多いわけではないので、緊張していたことでしょう。
しかし、自身の夢を叶えたい、自身の夢を聴いてもらいたいという思いがあった高校生たちは、緊張を表に出さず、自分たちの言葉で他の参加者たちに伝えていました。
これからも自身の夢を他の人たちに語れるよう、自身の夢を叶えるよう努力していくのだろうと感じました。

今回の合宿では、10期生、ELS修了生、高校生、韓国学生と様々な組織からの参加となった異文化間合宿だったように思います。
なかなか普段会いまみえることのない人たちに刺激を受け与え、新たな気づきが得られた合宿になったのではないでしょうか。
またこのような機会が作れるよう、ELSスタッフは全力で取り組んでいきますので、お楽しみに!!

さて、次回は、ELS合宿の特徴「振り返り」についてお伝えします!!