2013年2月6日水曜日

ELS最後の授業が行われました!

みなさんこんにちは。ELS12期生のなかさんです。
2012年10月29日に開校式が行われてから早くも3か月が経ち、ついにELS最後の授業も今回で最後となりました。その軌跡が、このELSのブログにも残されているようで、遡ってみると懐かしく感じられます。


しかし、皆様にお詫びをしなくてはいけないことがあります。12月15日から16日まで、私たち12期生は韓国南ソウル大学からの留学生5人と、愛媛大学附属高等学校の生徒13人とともに、大洲青少年自然の家で合宿を行いました。その内容を、事情により本ブログで記録していません。12期生、スタッフの方々や留学生、附属高校の生徒はじめ先生方にお詫び申し上げます。特に留学生、附属高校の生徒の皆様にとって大きな学びの場だったであろうにもかかわらず、本ブログで紹介できなかったことに対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。
5人の留学生はその日から、今回まで授業に参加し、12期生とともに学びを得てきました。そして、もう一つ日本でしてきた事があります。それは留学生一人ひとりが、日本の文化や慣習についてテーマを決め、大学図書館の文献やインターネットなどの資料を基に研究をし、今回の授業前半でその発表をしました。日本のアニメ映画についての研究から、日本の神社、お祭りについての研究テーマなど、私たち日本人が知らないような内容のものばかりで、皆留学生の発表にくぎ付けになっていました。

また、その後には留学生と12期生は分かれて作業をしました。12期生は各々の課題として作成したポートフォリオの紹介をし、他の12期生やスタッフの方々に意見をもらうグループワークをしました。ポートフォリオとは、今までの人生で得た教訓や、そこからの自分の長所・短所から、自分の信条・考え方などまで掘り下げてまとめようというものです。私はそれを発表し、意見をもらったことで、自分の気づかなかった自分に気付くことができ、非常に有意義な時間になったと感じました。

授業後半では、指揮者から学ぶリーダーシップスタイルについての講義が佐藤先生からありました。指揮者によって、演奏者同士の協調性を促したり、演奏自体を仕切り強制的な演奏をするタイプなどが居たりすることを知り、さらにそこからリーダーシップスタイルとして4種類に分け考察を行いました。大別して、目標に対して過程を重視するか達成を重視するかという2種類がありますが、どちらともできるのがよいリーダーなのか、それともどちらかに重きを置いたスタイルがよいリーダーなのかなど、とても考えさせる内容だったと感じました。



次回はいよいよ修了式です。最高の最後を迎えるにはどうすればよいのか、12期生皆が考えて臨んでいきたいです。