2014年5月26日月曜日

ELS第3回授業


こんにちは!ELS15期生コウヘイです。

授業を受けると新たな発見と気づきがありますね。きっと僕だけではく、他の受講生も目からウロコ状態ではないでしょうか。僕はどっさりウロコが落ち始めたところです。

 

さて、今回の第3回授業では秦先生による、リーダーシップ類型論①「リーダーシップのスタイル」後半「アイデアルリーダー像の書き出し」を学びました。

 

前半の「リーダーシップのスタイル」では、ダニエル・ゴールマンの6つのリーダーシップスタイルを学びました。スタイルは大まかに6つにAFで分類されます。

 

Aビジョン型リーダーシップ・特徴 共通の夢に向かい人を動かす

             ・長所 組織への帰属意識が高まる

             ・短所 ほかのメンバーのほうが専門知識や経験で優れている場合はリーダーが壮大なビジョンを説明しても大袈裟で時代遅れに聞こえてしまう

 

            

Bコーチ型リーダーシップ・特徴 個々人に希望を組織の目標に結び付ける

            ・長所 メンバーが長所と短所を自覚するプロセスを援助でき

                る

            ・短所メンバーを個人的に深く理解しないと発揮できない

          

 

C関係重視型リーダーシップ・特徴 人々を互いに結び付けてハーモニーを作る

             ・長所 組織の融和を求めるには最適

             ・メンバーの気持ちばかりが重視され、目標や目的が後回し

              なってしまう

 

 

D民主型リーダーシップ・特徴 提案を歓迎し、参加を通じてコミットメントを得る

               長所 リーダーが決断できないときに最も有効

            短所 知識、能力不足のメンバーからは何も得られない

 

 

Eペースセッター型リーダーシップ・特徴 難易度が高く、やりがいのある目標の達成を

指す

                 ・長所 リーダー個人の成果が高い

                 ・短所 リーダーができることを当然のようにメン

バーにも求める

 

 

F強制型リーダーシップ・特徴 緊急時に明確な方向性を示すことで恐怖を鎮める

           ・長所 危機的状況を緊急に脱するときに効果的

           ・短所 メンバーがモラール、自尊心、モチベーションを失う

 

 

それぞれに一長一短があり、メンバー間で各個人のウィークポイントを補い合える組織が望ましいと学びました。弱点を補いつつも長所を発揮できれば、まさに鬼に金棒、虎に翼の組織ですね。その後リーダーシップに必要な要素を思いつく限りポストイットするワークを行いました。自分の思いつかなかったリーダーシップの要素を他のメンバーが書いていることもあり大変気づきのあるワークでした。

 

後半は、メンバー各自でアイデアルシートを作成しました。アイデアルシートというのは、理想のリーダー像と自分との比較を行うものです。このワークでは20個に質問項目を用い自分の自己実現度と自己表現度のチェックを行い、自身の長所と短所の発見に結びつけました。そして、最もリーダー的存在と思える人物を各自思い浮かべ、現時点でのその人物とのギャップを折れ線グラフで図式化し、メンバーへフィードバックしました。

 

最後に、リーダーズ読本のタイトルを決めました。リーダーズ読本とは、受講生自身が「自ら身に付けたい」「最も関心のある」リーダーとしての要素を深く掘り下げ、先行研究や参考文献を踏まえたうえで、自らのオリジナリティを加えながら行ったセミナーをもとに作り上げるものです。

 

「ここELSで発揮できないリーダーシップの能力ならば外にでても発揮はできない。ここは実践の場」という秦先生の言葉が印象的です。アグレッシブに実践し体得してゆかねばと思いました。