2010年7月10日土曜日

学生リーダーシップ発揮の機会

こんにちは。ELSスタッフの山内です。
今回のテーマはELSゼミナール修了後のお話です。

ELS(愛媛大学リーダーズ・スクール)は、実は少し複雑な教育プログラムです。何が複雑かというと、正課の授業(単位が出る授業)と正課外活動が組み合わさっているからです。ホームページでそれぞれの説明はしていますので、ご確認いただければと思うのですが、基本的にELSゼミナールという正課の授業を受けた学生が、ELSプログラムや学生サークルリーダー研修会に参加し、リーダーシップの実践を行うという風に、継続性・段階性・体系性を意識したプログラムとなっています。

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このブログでもELSゼミナール修了生のリーダーシップ実践の機会の報告をELSプログラムとして書かせていただいております。興味のある方は、お手数ですが、ここをクリック→ELSプログラムしていただくとページに移動しますのでご確認ください。
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ちょうど今も、ELSプログラムが行われております。現在、ELSゼミナール修了生11名とELSスタッフ2名が、
「第12回アジア太平洋学生支援学会 国際大会」
に参加しております。開催場所はオーストラリアです。学生も英語でポスターセッションに参加します。現地のスタッフより届いたメールを引用すると、

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7月7日 先ほど、今日のプログラムを終え、今みんな宿に戻ってきました。ポスターセッション、成功と言えるものだったと思います。当初は11人が3つのグループに分かれて順番に発表する予定だったのですがたくさんの人が押し掛けてきたため最後は学生総がかりで、聴衆に個別に張り付いてELSの取り組みについて説明する形になりました。最初は暗記していた英語を丁寧にしゃべろうとしていましたが途中から熱が入り、相手に向き合いながら自分の言葉で語り始める様子が印象的でした。過去5ヶ月間の頑張りを発揮できたと思います。

学生たちはポスターセッションを終えましたがホッとしたのもつかの間学生カンファレンスで、何時間もかけて”教育とは?”など、難しいテーマでディスカッションを行っており明日以降も続きます。

7月9日 学生たちですが“ボランティアの意義”や“社会正義”、“持続可能性”など難しいテーマについて長時間討議を重ねており”心が折れそう”と、嘆きながらも必死で場に存在し続けているようです。昨晩のディナーでは、他国の学生たちと話す機会がたくさんあったのですが“あなたの大学の学生たちは、英語は決してたくさんしゃべれないけどグループのモチベーションをあげようと、懸命に参加してくれている”と何人かに言っていただきました。
 さて、夜のディナーですが、男の子はスーツ、女の子はドレスで参加し生バンドでダンスをする時間があったのですが、全員が様々な人と手を取りながらかなりの時間踊っていました。本当に楽しそうでした。なかなかできない経験だったと思います。

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手前みそではありますが、非常にELSの学生たちは、頑張っているのだということがわかります。また、個人的な見解ですが、赤字にさせていただきました部分。我々の教育プログラムがスキルや知識に偏ったものではなく、マインドや態度というようなものに焦点を当ててきたからこその、このような評価なのかなと、メールを見て、自画自賛してしまいました(笑)
この学会の参加については、後日改めてブログにてご報告させていただくことになると思いますので、ご期待ください。

さて、これから愛媛大学は、学生対象のイベントが続きます。
第一弾はSPOD(四国地区大学教職員能力開発ネットワーク)フォーラムでの
「四国キャンパス元気プロジェクト」

第二弾は今年も関わらせていただけることになりそうな、
「24時間テレビ(愛媛の南海放送さんとの協働です。)」

第三弾はこれまた今年もやります!!
学生リーダーズ・サマースクール」←クリックしていただくと昨年の様子に移動します。

なお、これらのイベントはELSゼミナール修了生でなくとも、参加可能です。
ご興味をお持ちの方は、ELS事務局までご連絡ください。
ELSスタッフは、これまでも、これからも学生のみなさんの成長を応援しています。
夏、お会いできることを楽しみにしています。
(ELSスタッフ 山内)